研究会について
2011年秋、筑紫野市教育委員会や筑紫野市文化会館が主催して『つくし紫』文化塾「灌園・茂丸・久作・龍丸・満丸〜杉山5代と筑紫野〜」が、筑紫野市で開かれました。
黒田藩士で儒学者だった杉山三郎平灌園が明治維新後、筑紫野に私塾「敬止義塾」を開いたことがあります。その子・杉山茂丸や孫・杉山泰道こと夢野久作も一時、筑紫野に住むなど、杉山家と筑紫野市の縁が深く、久作の孫に当たる杉山満丸氏が現在、筑紫野市に住んでおられることを機縁として、この地で文化塾が開催されました。
3回連続講座として開催された文化塾は好評で、市民の関心も高まりました。そこで、日本の近現代史に大きな足跡を残した杉山ファミリーの事跡に、より学究的な光を当てる場を定期的に持とうという機運が高まり、有志が集まって「夢野久作と杉山3代研究会」の発起人会が立ち上がり2013年3月、会が発足しました。研究会の会員は、全国の夢野久作ファンや杉山ファミリーに関心のあるすべての人々及び研究者を対象とし、今後、研究大会を毎年1回、3月初旬に開催しています。
研究会会報「民ヲ親ニス」
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